by MIGIWAのロックカップとは
真っ白い多角面から構成される 陰影が美しい磁器のコップです。
カクカクと直線的な形は岩をイメージさせるため、ロックカップと名付けました。
手にすっぽりと収まるサイズで、120mlほどの飲み物が入ります。
コーヒーカップより少し小さめ、ちょっとしたティータイムにどうぞ。
独特の形状と表情
カクカクとした形
by MIGIWA のロックカップはなによりその形状が一番の特徴。水晶の結晶のように多角面で構成されており、シャープな、それでいてどこか温かみのある印象です。
内側のテクスチャ
鋳込みという、石膏型にできた膜を器として取り出す手法で作られているため、内側にも外側と同じカクカクが現れています。絵の具がテクスチャにかかって濃淡ができている表情もお楽しみいただきたいポイントです。鋳込みについて詳しくは用語解説の鋳込みページもご覧ください。
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ロックカップの質感

ロックカップ外側の質感
外側は釉薬をかけずに仕上げ、一般的な磁器のイメージとは違ってしっとりとしてすべすべで、つるつるしていないためにグリップが良く効きます。
ごつごつした見た目とは打って変わって手に優しいぬくもりがあり、手にとった方が驚いているのをよく目にします。
ロックカップ内側の質感
内側は絵の具の上に透明釉で仕上げているため汚れが付きづらくなっております。
ロックカップ 内側の色
2色のグラデーション
口元から底まで鮮やかな2色のグラデーションになっているのが特徴です。配色によっては、例えば黒から青の途中に黄色がうっすら見えたり、グラデーションの中間に思いもよらない色が現れることがあります。
全て手仕上げ
絵の具を用い、エアブラシで吹き付けて美しいグラデーションを表現しています。手仕上げのため全て1点ものとなります。

意外な薄さと軽さ

薄く シャープな印象
石膏型にドロドロの粘土を流し込み、できた膜を器として取り出す「鋳込み」というちょっと変わった手法で作られています。
膜の厚みは放置する分数によってコントロールできるため、薄い器にしてシャープな印象に仕上げています。
陶器と違い、磁器は固くて丈夫なのでこの薄さを再現できました。氷を入れると風鈴のようないい音がします。
手にとって驚く軽さ
質感もさることながら、皆さんが驚くのはその軽さ。50g前後という陶芸で作られた器とは思えない軽さで、見た目で予想する重さに対して軽すぎることから手にとって笑ってしまう方も多くいらっしゃいます。これも鋳込みで薄く仕上げているからこその特徴です。

熱い飲み物には向いていません
薄く仕上げたデメリットとしては、熱い飲み物を入れると手が熱くて持っていられないということです。高台はありますので口元と底でギリギリ持てなくはないのですが、向いていません。磁器はとても丈夫なので、熱湯を入れても器が割れてしまうというようなことはありません。

お取り扱いについて
電子レンジも食洗機も対応していますが、ハンドメイド品のために優しく扱っていただけると長持ちします。
外側の白い部分に汚れが沈着した場合には「激落ちくん」などのメラミンスポンジでこすっていただけると簡単にきれいになります。お買い上げ時には取扱説明書とメラミンスポンジひとつをおつけしています。