主に練込・板作りに使う石膏型の制作風景の写真を撮ってみたので
作り方というか、私なりの制作工程をご紹介したいと思います。
まず、ろくろなどを用いて凹型の原型を作ります。
そこに石膏を流し込んで……
原型から取り出します。
底に当たる部分を平らに削ったら
削るための、アタリの線を鉛筆でひきます。
あとはひたすら、アタリに沿って削ります。
水分が多いほうが削りやすいので、
生乾きの状態でやるか、固まっている場合は
水分をよく含ませてから荒削りします。
彫刻刀などを使う方もいらっしゃるようですが
私は男らしく切り出し刀一本で削り出します。
あとは水につけながら耐水ペーパーで滑らかに。
で、できたのがこちらの石膏型。
あとは使いやすいように足をつけたら完成です!
石膏は水分を吸うので、粘土をかぶせたときに
粘土の水分を吸ってくれて粘土が固くなるんですね。
だから、使うまでに1週間、乾かす必要があります。
早くこの石膏型を使って作品を作りたいです。
作品ができたら、またご紹介しますね!