貧乏人の私が、迷い迷った挙句に致し方なく購入してしまったほどの
お気に入り作家さんを紹介していくコーナー(若干の番外編)。
第三回は陶芸作家・藤本綾子さん。
実はこの方、私の陶芸の先生です。
なのであまり「さん」付けの表現に慣れていません。
7月15日(火)~7/20(日)の6日間、
青山は表参道の桃林堂さんにて、
ガラス作家の奥田康夫さんと共に
第7回になる「いろは展」を開催中です。
なんでも、東京藝術大学の同級生だとか。
展示会は早くに行かないといい作品が売れてしまうため
初日のお昼すぎに早速お邪魔しました。
迷い迷って、以下の2点をゲット。
まずはカフェオレボウル。
頑張って写真を撮ったのですが、腕が悪すぎてピントが……。
藤本先生独特の代表作と言ってもいい、素敵な空模様と
その下部分にあるレースのような釉薬のかけ方が特長です。
磁土特有の青白い肌も美しい。
こちらは(思ったよりお安かったこともあり)ほぼ即決でした。
こちらは夏にぴったり、お花模様の風鈴です。
写真が下手くそで伝わるか不安ですが、
花部分にはカラフルな絵の具でグラデーションが施されています。
ものすごくオシャレできれい。
これはちょっと迷いました。
というのも、私の家が生活感に溢れすぎていて、
とてもじゃないけどこんなオシャレなものを
飾るところが思いつかなかったから。
結局、やはりとても気になってしまったので購入させていただきました。
飾ってみたら、和室のためか案外合っていたので安心しました。
奥田さんのガラス作品も素敵だったのですが、
ちょっとお財布の中身と相談したところ手が届かず
断念しました……。
他にも惚れ惚れしてしまう作品が山ほどありました。
実は私、陶芸を始めた割には「巨匠」「人間国宝」と呼ばれる
先生方の作品の魅力って正直あまりわからないんです。
でも、このおふたりの作品はお世辞とか抜きでとても魅力的でしたよ。
ひとつひとつは撮れませんでしたが、
全景を撮影してきましたので、掲載しておきますね。
落ち着いた空間に並んだ美しい作品たち。
素敵で居心地のいいスペースで、つい長居してしまいました。
というか、後半は完全にマイペースにくつろいで
先生とおしゃべりしていました。その節はすみません(私信)。
あ、あとこれ見てください。
猫型の鉢です。顔とか耳がないのに、ちゃんと猫なんです。かわいい。
ひとつひとつ表情が違ってすごくかわいい。
これも購入しようか迷ったのですが、
先生に「ナギサさんなら簡単に作れますよ!」と
言っていただいてお言葉に甘えて教えていただくことに。
生徒特権ですね!
平日日中なのにほかの生徒さんもたくさんいらしていて、
お会いできたのも嬉しかったです。
先生の人望が伺えますね。
まだ開催していますので、ぜひお立ち寄りください。
桃林堂青山店・桃林堂画堂
〒107-0061 東京都港区北青山3-6-12 みずほ銀行ビル1階
※Tel 03-3400-8703
※営業時間 午前10時~午後7時
東京メトロ表参道駅 B4出口よりすぐの所にお店・画廊がございます。