敗因。その2

焼成失敗作品原因究明のつづき。

本焼成前に原因がある【A】と、焼成時に窯の中で何かが起きた【B】の可能性についてお話しました。

わたしは日曜の窯出し時にてっきり大半がAだと思いこんでいたので、対処をどうしようか悩んでいたのです。
なんせ原因が多岐にわたりすぎて、全部気をつけるしか……いやでも気をつけてたし……

ところが、今日先生にも見てもらったら、どうもこれ全体的にBじゃないですか?と。しかし、窯焚きはうまく行っていたのになぜ。しかもカップは全て無事。タンブラーとボウルばかり破損していました。

なぜBが起きたのかはしばらくわからず先生も首を捻っていましたが、いくつか壊してみて断面をチェックしたところ、これはどうも釉薬が厚かったのではないかという結論に至りました。

わたしの作品は外側が無釉で内側だけ透明釉がかかってるものが多いです。
すると、外と内のテンションの違いで負荷がかかりやすいのです。

本当に微妙な(厚手コピー紙かハガキかくらいの)違いなのですが、とにかく原因はわかった。痛いけど勉強になりました。次は100%完品を目指してがんばります!

Share on SNS

「敗因。その2」の目次

同じカテゴリの新着記事