大変です。泥漿が切れそう。

鋳込みに使用する粘土、ドロドロにした「泥漿(でいしょう)」と呼ばれるものですが、ちょっと本気を出し始めたらストックが品切れしそうです。売れ筋ロックシリーズの主原料です。まずい。

在りし日のストック泥漿

今までは「藝大ブレンド」泥漿でした

制作中の写真をごらんいただくと、焼き上がりのイメージと違ってちょっと黄色味がかっている土に見えると思います。基本的には有田焼に使われているものと同じ磁土なのですが、当初から東京藝術大学出身の師匠が使っていたものをお借りして制作していました。そのまま継ぎ足す形で泥漿を作り足したので、「藝大ブレンド」と呼んでいます。勝手に。

そう、泥漿って作るものなんですね。泥漿状の粘土も売っているのですが、値段が高いですしコントロールしづらい。普通に練れる程度の水分量の土に「水ガラス」と呼ばれる珪酸ソーダを加えると、ドロドロになります。混ぜるのすごく大変ですが。分子がどうとか化学的ないろいろはすっ飛ばしますが、不思議ですね。

泥漿づくりの様子

その藝大ブレンドの泥漿がストックも含めてもうすぐ切れそうだということで作り足すのですが、少し考えています。

より白いオリジナルブレンドへ

生意気なようですが、藝大ブレンドの焼き上がりが求める質感と少し乖離してきたんです。いまは温かみのある、色温度の低い白ですが、もう少し青白く、透き通った印象をもたせたい。

透光性のある土で作った練り込み皿

もともと練り込み成形で使用していた透光性の高い(少し光を通すほど明るい)磁器土があって、その泥漿も持っているのですが扱いが難しくて鋳込みは頓挫しています。

しかしなにぶん高い土なので眠らせておくのももったいなく、考えてみたら求める質感にかなり近い。そのままでは粘性とか可塑性が低くてわたしには扱いきれなそうですが、そのへんをカバーしてくれる土を探してブレンドしてみようかという次第です。

というような模索は在庫に余裕のあるうちにテストを重ねてしてくださいね!!この先しばらくどうしよう!

カテゴリー: 制作風景